さまよえるボーターに送る、ボートメカコーナー!!

■ マークV6オーバーホール編

こんなになってしまいました。久しぶりの整備工場編になりました。車庫内にはイグニッションコイルのイカレた小型の耕運機が眠ってますが(半年位)... 面白くないので置いといて。

今回は150馬力の船外機の修理編です。

事の発端は、エンジンの警告音から始まります。マーキュリーは間欠音と連続音の2種類の警告が鳴りますが今回は間欠音(オイル系トラブル)でした。キャブモデルはオイルリザーバータンク残量警告とオイルインジェクションポンプの回転異常のどちらかが原因です。

リザーバータンクは中身を見れば判りますし、センサー異常でも連結してある線を外せば鳴り止みます。(オイル残量減でONの為)今回はオイルポンプ作動不良が原因だったので即、走行中止となったのでした。

■ バラバラに

そんな訳でバラバラになりました。フライホールを外すにはプーリーが必要ですしエンジン整備には何かと特殊工具が必要です。タイミングライトやらトルクレンチやら、素人はそこで凹んでしまいそうですよね。

ピストン挿入も素手では辛いかもしれません。エンジンOHするのも久しぶりですし。

■ 破損

液体ガスケット付けすぎじゃない?見事にあらわになった駆動ギヤ部。

これではポンプも回りません、でも問題はどうしてこうなってしまったか?ってことなんですが...

あと、悩んだのがギヤを半割で固定しているキャップスクリューにあう6角レンチの大きさ、2.5では小さすぎ3では入らないしインチにもその間のサイズが無かったんです。

結局、オイルストーンで3ミリの六角レンチ削りました。


清々しい程の脱線っぷり。

他にダメージが無いのは良かったんですが...


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