さまよえるボーターに送る、ボートメカコーナー!!

■ マークV6オーバーホール編 その2

この状態をどう見る?バラして気になったのはカーボンのこびり付いたピストン、ヘッドの内面はそれ程でも無いのですがピストンと排気ポートにはこれでもかって位のカーボンがびっしり付いてます。

直ぐにトラブルの原因になる程の物では無いのですが、長い目で見るとやはり取り除いておくべき物ですね。

ピストンリングに噛み込んで悪さしないとも限りませんから... ただ、リング溝に傷を付けない様にどうやって取り除くかを考え中。

■ 気分を変えて

時間もあるので、エンジンカバーに付いた傷を消す為に、缶スプレーで黒を塗装しました。

塗装も久しぶりだったし、しかも缶スプレーだったのでどうなる事かと思ってましたが、意外に塗りやすい今の缶スプレーにビックリ。

基本ですプラサフ
結構いい艶してるでしょ?
プラサフ
本塗り

本当なら、エアガン使ってアクリルウレタンで色を塗りたい所ですが、そこまでの設備が整ってません家のガレージは。

でも、夜塗るのは止めましょう!塗り具合を確かめる為の明かりが反射した塗装面に虫が突っ込んで来ます。

  

■ 原因?

現在付いてるギヤ
他のエンジンの物

壊れたからには、原因を探さなくてはいけません。バラしている途中でも感じましたが潤滑状態はかなり良好です。

で、気になったのがギヤの仕上状態。日本製では考えられないほど仕上げの表面が粗く、加熱したためなのか?ギヤの当たり面は紫色に変色しています。

確か、金属を加熱して紫色に変色する温度と言うのは確か600〜700℃だったと記憶しています。そこまで上がればプラスチック製のギヤ(クランク側)はひとたまりもありませんね!

あと、右側の画像のギヤは磨耗したのか不明ですが、当たり面が鏡面に近い状態になっています。この位の状態だと摩擦も少なそうです。

さぁ、なんだべ?


 

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